松鳳山(二所ノ関)は九州場所では通算5度目となった、琴奨菊との福岡出身対決で初白星を挙げた。

何度も土俵際まで押し込んだが残される1分半近い熱戦。最後は上手ひねりで仕留めた。高校1年時の初対戦から約19年、34歳の同学年対決はこれでプロ通算7勝14敗。取組後に風呂に入っても息が整わなかった松鳳山は「きつい。終わった後に座りたかった。負けてたら地獄の苦しみだった」と、笑顔で話した。