元横綱大鵬の孫、西幕下60枚目納谷(18=大嶽)が3連敗で2勝3敗、黒星先行となった。西三段目2枚目水戸司の圧力にずるずる後退し、あっさり寄り切られた。

元気のない取り口同様、質問への受け答えの声も小さかった。反省点を「引いたところです」と挙げ、残り2番への気持ちを聞かれ「しっかり勝てるように頑張るだけです」。つぶやくような言葉に、迷い、自信のなさが漂う。「立ち合いの感覚が分からなくなっていて、自分でもどうなっているかわかりません」と話していた。