貴源治が幕内デビューを白星で飾った。

錦木に両腕をきめられ土俵際まで後退させられたが、巻き替えて左四つから寄り切り。「立ち合いのタイミングが合わなかったけど、慌てなかった」とうなずいた。幕内力士だけが自身のしこ名が入った座布団の使用を許され、取組前の土俵下では「自分の名前の座布団で座れた」と新入幕を実感。「あと14日間けがなく集中することが大前提」と気を引き締めた。