大相撲名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)を翌日に控えた3日、同所で本場所の安全を祈願した土俵祭りが行われたが、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は大雨による新幹線の運転見合わせにより欠席した。

土俵祭りには名古屋場所の出羽海担当部長(元前頭小城ノ花)や、審判部の親方衆が出席した。

日本相撲協会によると、八角理事長は新型コロナウイルス感染対策として直前まで都内で待機し、初日直前となるこの日に名古屋入りする予定だったという。

報道陣の電話取材に応じた尾車事業部長(元大関琴風)によると、そのほかの協会員が大雨による影響を受けた連絡は入っていないという。「理事長が足止めを食らっているという話は聞きました。あとの方は私の耳には入っていない」と説明した。