序二段は近大出身の東52枚目・長内(22=高砂)が、明大出身の東15枚目・東青雲(23=藤島)との決定戦を制して優勝した。

「四つにならないよう左か右をとっておがんでいこうと思っていた」というイメージとは違ってもろ差し。そこからすぐに切り替えた。「2本差さったんで走るしかないと。落ち着いてとれてよかったです」。休まず攻めて、最後は下手投げで下した。

「ホッとしてます。決定戦になると決まってからずっと緊張していました」。身長174センチと小柄ながら、しぶとく食らいつく相撲が持ち味。「次は三段目。まずは勝ち越しを目指して番付を上げていきたい」と意気込んだ。