日本相撲協会は18日、大相撲名古屋場所が開催されているドルフィンズアリーナで同場所の三賞選考委員会を開き、受賞力士が決まった。

殊勲賞は該当者なし。敢闘賞は14日目までに11勝3敗の好成績を収めている、東前頭10枚目の玉鷲(36=片男波)と西前頭11枚目の琴ノ若(23=佐渡ケ嶽)が、千秋楽で勝ち12勝目を挙げれば受賞となった。本割では琴ノ若が剣翔を破り初の三賞となる敢闘賞を受賞。一方、玉鷲は翔猿に敗れ2度目の敢闘賞受賞はならなかった。

技能賞は、14日目まで9勝5敗の西前頭5枚目の豊昇龍(22=立浪)が、千秋楽の結果に関係なく、初の三賞受賞が決まっていた。本割では北勝富士を破り、幕内では初の2ケタ10勝で受賞に花を添えた。