横綱白鵬(36=宮城野)が、大関照ノ富士(29=伊勢ケ浜)との全勝対決を制して、45回目の優勝を飾った。進退をかけて臨んだ場所で、結果を出した。
白鵬と一問一答
-序盤戦を振り返って
その辺を取りこぼさない。ギリギリで勝っていったのが優勝につながった。
-初日の明生戦に勝った時の表情は
勝って「よし」という「これで戦える」という気持ちになりました。
-照ノ富士の存在をどう感じていたか
多分、これで新横綱が誕生する。15日の中で熱戦を繰り広げたのは照ノ富士関だけ。15日間、(土俵)下で相撲を取っているのを見ていたけど安定感があった。何年か前とは違う照ノ富士関がいた。安定感のある横綱になると思う。
-来場所から横綱が2人に
またライバルが1人増えましたね。
-右膝の状況は
ボロボロで言うことを利かない。いつ駄目になるか分からない状況でよくもってくれたなと思います。
-他の優勝を比べて45度目の優勝のうれしさは
上位にくると思う。目標、夢、記録がモチベーションを奮い立たせてくれた。6場所連続で休んで優勝はいないと知っていた。また1つの記録を作ることができてよかった。