日本相撲協会は5日、幕下以下の力士1人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)が明らかにした。

当該力士が所属する部屋で濃厚接触者がいるかは、現在調査中とした。同広報部長は「協会としては引き続き、感染予防に努めます。陽性者が出た部屋の中で濃厚接触者がいるかは、現在調べています。ただ、感染者が増えていて、検査には1日、2日かかりそう」と説明した。

当該力士は幕下以下の力士養成員のため、名前や所属部屋などは公表していない。

7月18日の名古屋場所後、角界からは同月27日に高砂部屋で師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)、大関朝乃山らの集団感染が判明している。