正代(30=時津風)-御嶽海(29=出羽海)の大関同士の対決は、来場所5度目のかど番となる正代に軍配が上がった。

来場所関脇転落が決まった御嶽海のはたきにも動じず、土俵外へと押し出して3勝目を挙げた。共に取組後の取材には応じなかった。

正代は今場所初日に平幕の翔猿を下して白星発進するも、そこから悪夢の9連敗。地元九州で行われる来場所でのかど番が決まった。一方、今場所かど番で迎えた御嶽海は初日、2日と連勝を飾るも、そこから白星が続かなかった。11日目に佐田の海に敗れて負け越しが決まり、わずか在位4場所で大関陥落となった。

この日の取組前までに2大関で合計18敗と、ふがいなさを露呈。番付で考えると終盤戦の目玉となる好カードは、優勝争いを盛り上げる平幕たちの活躍に隠れる形となった。

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