西前頭9枚目の阿炎(28=錣山)が過去4戦0勝と合口の悪かった豊昇龍に初勝利して3敗を守った。

「いつももろ手を外されるので少し低くいこうと思った」と過去の反省を生かし、重心を低くして臨んでつかんだ白星。千秋楽は1差で追いかける高安との直接対決となった。「自分の相撲を取れるように集中力を高めたい」と初優勝に向けて勝って、決定戦に持ち込む。

【写真特集】高安-輝、阿炎-豊昇龍、貴景勝-王鵬、御嶽海-正代/九州場所14日目