相撲界に現れた令和の怪物が、昭和以降初となる偉業を成し遂げた。日本相撲協会は25日、春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を行い、初場所で幕下15枚目格付け出しデビューした落合(19=宮城野)の新十両昇進を決めた。落合は、師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)とともに会見に臨み、「幕内で優勝して師匠を泣かせたい」「横綱になるという夢をかなえたい」と目標を掲げた。

■落合一問一答

-十両昇進後に誰かと連絡は取ったか

家族に伝えたら、「これから頑張りなさい」と言ってもらいました。本当にこれからが本番だと思うので、今まで以上に精進しないといけない。

-しこ名については

師匠と話して、しばらくは落合でいくということになりました。

-今場所で得たことは

15日間で7番しか取らない幕下の世界でも、自分が経験したことがないくらい精神的にも肉体的にも疲れが出た。プロで活躍されてる方々がどれだけすごいのかとすごく実感しました。

-まげや大銀杏(おおいちょう)を結う

早く結いたいという気持ちはとても強いですが、まだ髪が短いので。この短いうちに強くなって、番付をどんどん上げていきたい。

-来場所に向けて

まずは勝ち越しを目指して頑張りたいです。