大関経験者で東十両5枚目の栃ノ心(35=春日野)が夏場所6日目の19日、引退届を提出し、17年間の力士人生に別れを告げた。同日の日本相撲協会の公式ツイッターにメッセージ動画を寄せ、「本日引退をしました栃ノ心です。ファンの皆さんに17年間大変お世話になりました。本当にここまで皆さんに応援してもらったんで、自分もやれましたと思っています。17年間ありがとうございました。」と感謝を述べた。

SNSでは「さらば『角界のニコラス・ケイジ』」「日本の相撲道を全うして下さった。栃ノ心関 その武士魂を忘れません!!」など温かい言葉が相次いだ。