横綱豊昇龍(25=立浪)が、英気を養って千秋楽の大関大の里戦に臨むことを宣言した。横綱昇進後としては初となった、大関琴桜戦を寄り切って11勝3敗。取組後は「落ち着いて取った。いい相撲を取れたと思う。また、明日(千秋楽)の一番、集中して、いい相撲を取って終わりたい」と、すでに13日目に優勝を決めた難敵との一番に向けて、力強く話した。
取組後の感想を一通り話した後に「以上!」と締めるのが、豊昇龍のお決まりのパターンだ。ただ、今場所はご機嫌なことが多く、報道陣から追加の質問にも気さくに話すことが多い。この日も「体の張りがいい」と話しかけられると「肉、ばーっかり食ってるからね。場所中はしっかり、牛肉とひつじの肉を食って。場所中は体重が減っちゃうから、おなかいっぱいになるまで肉を食べる」と、笑顔でたたみ掛けた。
帰り際に「今日も肉?」と聞かれると「もーちろん!」と、なぞの音引きを伴う回答をした後に「当たり前のことを聞かないでよ」と続け、今場所屈指で「超」が付くほどのご機嫌で引き揚げた。過去の大の里戦は1つの不戦敗を除くと、5勝1敗と大の里戦は得意。重圧から解き放たれ、栄養補給にも抜かりない豊昇龍が、大の里の全勝優勝を止めるかもしれない。

