[ 2014年6月19日22時43分 ]

 スペインのサッカーサイト「フットボール・エスパーニャ」は19日、スペイン代表を率いるビセンテ・デルボスケ監督が、数日中に代表監督を退任するというスペイン・ムンドデポルティボ紙(電子版)の記事を報じた。

 18日に行われたW杯1次リーグで、チリ戦を0-2で落とし、オランダ戦に続いての黒星となったスペインは、1試合を残して敗退となった。

 ムンドデポルティボ紙(電子版)によれば、デルボスケ監督は近日中にスペインサッカー連盟のアンヘル・マリア・ビジャール会長と進退に関する会談に臨むという。同メディアは、そこでデルボスケ監督の退任が決定すると見ているようだ。

 ただ、デルボスケ監督は監督職を退いてもテクニカル・ディレクターとしてスペイン代表に留まるという。

 W杯前に、ビジャール会長から16年の欧州選手権までの残留を望まれていたとされるデルボスケ監督だが、チリ戦後に代表チームからの退任の可能性を口にしていた。