AKB48横島亜衿(17)が6日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた劇場公演でグループ卒業を発表した。

 この日は自身の生誕祭(誕生日イベント)公演で、ファンに「悔しいことがあると、自分の中でたくさんのことを考えるようになって、いっぱいいっぱい考えて決めました。私、横島亜衿はAKB48を卒業します」と打ち明けた。驚きのためか、静まりかえる客席に「本当です。うそじゃないです」と付け加えた。

 卒業は1年以上前から考えていたという。「AKBだけじゃない新しい世界も、もっともっと見てみたいなって思いました」。今後も芸能活動を続ける予定で、「アイドルとしてのあえりん(横島の愛称)は短いかもしれないけど、アイドルをやめた後の横島亜衿もよろしくお願いします」とファンに呼びかけた。

 横島は14年に第1回ドラフト会議でAKB48チームBに指名され、グループに加入したドラフト1期生。選抜総選挙には過去3度、立候補し、ともに圏外だった。同期のNMB48磯佳奈江はツイッターで「あえちょが卒業。。。私の推しメン。うそだろーーー」と悲しみをつづった。