歌謡ユニット、風輪が25日、東京・大田区民ホールでコンサート「全ての出逢いに感謝~一輪を大輪に~」を開催した。満員の約1500人が集まった。
身長184センチの拓也(39)と186センチの翔司(40)の長身ツインボーカルで、拓也は林業経験11年、翔司はプロ野球を目指していたという異色の経歴を持つ。それぞれの音楽活動をへて、24年3月に「女神-MEGAMI-」でメジャーデビューをした。
公演前に取材に応じた。
-約1500人のファンを集めた単独ライブです
拓也 めちゃくちゃワクワクドキドキしています。6月3日発売の新曲「イル・テンポ・パッサ」は初披露。今日のために準備をしてきました。頑張ります。
翔司 (大田区蒲田育ちで)地元でのコンサートが初めてかなう。ファンの人に、少しでも心が動いたと言ってもらえるように頑張ります。
-新曲はどんな曲ですか
拓也 大人の曲で情熱的な歌詞。作曲をした杉本(真人)先生からも「自信作だ」と言ってもらっている。すてきな曲です。
翔司 イタリア語で「時は過ぎゆく」の意味です。闘牛っぽい振り付けで少しセクシー。そこにも注目して欲しい。
-ファンに伝えたいメッセージは何ですか
拓也 今、自分たちにできる全てをやる。やりたいものを全て。集大成のライブです。
翔司 ずっとこの会場でやりたかった。やり続ければ夢はかなうし、自分たちにはもっともっと大きい夢がある。それを感じてもらえたらうれしい。
-ファンには熱心な人が多いです
翔司 「アーティストとファンは映し鏡」という言葉もあります。自分たちが一生懸命にやっているので「風輪の夢は自分の夢」だと思って応援してくれているのならうれしい。
拓也 少しでも心の動くようなライブをしようと思っているのが伝わっているのかなと思います。
-特別な演出などは
翔司 結構、2階にも上がります。演歌歌謡曲でこういうステージはない。そこにも注目してほしい。
拓也 「こういうことをやりたい」と何度も打ち合わせをした。やりたいことの全部を形にした。1曲目から見どころです。
-2人は「風輪」として24年3月にメジャーデビューをする前から音楽活動をしています。歌い続けるモチベーションは何ですか?
翔司 僕は何度も歌を諦めようとしたんです。ほかの仕事しようと思ったことが何十回もあったんですけど、本当に拓也が支えてくれた。「もう1回、2人で組みたい」って言ってくれた。その言葉で一歩進めたので、風輪になってからは「諦めよう」とか「辞めたい」と思ったことは1度もない。拓也と一緒に充実した活動をできている。拓也はすごくそばにいて支えてくれる。だから続けられている。
拓也 応援してくださる皆さんの一言一言が「絶対にまだ諦めちゃいけない」という思いにさせてくださった。ここまで来ることができたのは本当に翔司のおかげ。この先も翔司とならば、もっと大きな会場に行けると、そう信じて頑張っていきたい。
-翔司さんへ。「もっと大きな夢」とは何ですか
翔司 紅白歌合戦に出場したいのは、もちろん1つの夢です。いろんな夢があるんですけど、全国で待ってくださっている方がいるので47都道府県でホールコンサートをやりたいというのが新しい夢です。いつも皆さんが駆けつけてくださるので、次は僕たちが皆さまのところに足を運んでコンサートをお届けしたい。将来そういう活動ができるようになりたいなと思っています。
-新曲の順位は何を狙いたいですか
拓也 オリコンの演歌歌謡曲ランキングで1位を狙いたい。ありがたいことに、これまでの曲も1位をいただいています。
翔司 もし1位を取れなかったら、拓也が頭を丸めます。そこはしっかり書いてください。
拓也 えっ、おれだけ(笑い)
-今後の目標は
拓也 紅白という大きな夢もあるし賞も取りたい。いろいろなところでライブをして「風輪を見て元気になった」と言われることが増えました。1つ1つの喜びを感じながら、「風輪の和」が広がればいい。それを大切にしたい。
翔司 19日に(北海道の)エスコンフィールドでファーストピッチをしてワンバウンド投球でした。球速は105キロ。プロ野球を目指していた者として恥ずかしい。穴があったら入りたい。阪神ファンなので、今度は甲子園球場で投げたい。106キロで投げます。



