SKE48が5日、愛知・SKE48劇場で、「SKE48 劇場デビュー11周年特別公演」を行い、同日未明の「ミッドナイト公演」で卒業を発表した高柳明音(27)も出演した。

オープニングからシングル曲やユニット曲など48曲連続、約2時間45分に渡るSKE48らしい怒濤(どとう)のパフォーマンスを披露した。この日は、3時間越えで全52曲を披露した。

ミッドナイト公演で卒業を発表した高柳の「楽しいことを最後までやり続けていくので、ついてきてください」の訴えに会場は盛大な拍手と歓声で応えた。

最後には単独アリーナツアーとして20年2月15日の静岡・エコパアリーナ公演、3月15日の横浜アリーナ公演が発表された。横アリ公演は高柳明音の卒業公演「明音祭」として開催されることが発表されると、高柳は号泣した。消え入りそうな声で「うれしい。本当に…」と絞り出した。

「たくさんの同期や先輩をコンサートで見送ってきて、いつか私もみんなと一緒に楽しく最後のコンサートをして、応援してくれるファンのみんななに、最後のアイドルの姿を見てもらいたいと思っていたので、本当にうれしいです。ありがとうございます」と涙ながらに話した。

「やるからにはちゃんと全員で立ちたいので、おじゅりちゃん(松井珠理奈)が帰ってくることも待ちたい」とし、この日舞台のため欠席した都築里佳含め「みんなでがんばっていきたです」と話した。