NGT48は30日、公式ホームページで新型コロナウイルスのPCR検査の進捗(しんちょく)について発表し、中井りか(22)が陰性判定だったことを公表した。

同グループは28日に、8月初旬から新潟市内のNGT48劇場での公演開催に向けてメンバー、スタッフを対象にした抗体検査を行ったところ、清司麗菜(19)とスタッフ1人の「陽性」が判明した。全メンバーやスタッフを対象にPCR検査を受診予定で、自宅待機および健康観察を行うことを発表していた。

この日の発表では、東京での業務が控えていた中井と荻野由佳(21)が、ともに抗体検査が「陰性」であったことも踏まえて、都内でPCR検査を実施。中井は「陰性」であることが分かり、感染拡大防止ガイドラインに準じて、活動を再開させることを発表した。荻野については検査結果が判明し次第、報告するという。

中井はツイッターで「メンバーとスタッフがまだ検査待機の状態もあり、油断はできません。今回のことで、コロナウイルスが身近に潜む存在なのだと改めて痛感しました。とても不安ですがよりはやく収束することを願います」とつづった。

またグループの発表によると、清司とスタッフ1人を含めてPCR検査については、新潟県内でPCR検査を実施できる医療機関が少なく、日程調整をしている段階といい、8月上旬から順次PCR検査を実施するという。

運営会社のFlora社は「皆様にはご心配とご迷惑をおかけ致しますが、今後も医師ならびに保健所へ相談し、迅速な対応を講じるとともに、検査結果に関しまして、改めてご報告させていただきます」とした。