有観客公演を再開したNGT48劇場では、新たなユニット公演が展開されている。今回は、17、18日に行われた公演に出演した“4組”(1公演2部構成)の見どころを紹介する。【大友陽平】

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◆「はるか村村民会議」公演 村長・小越春花(16)が「すてきなキャラクターを持ってますね、と常々感じていた人々を選びました」と、奈良未遥(22)安藤千伽奈(19)大塚七海(19)佐藤海里(20)諸橋姫向(17)を引き連れ、歌に寸劇も交えた。副村長の大塚は「小越ワールドに置いていかれないように、世界観を楽しんでください。私は置いていかれそうですけど…(笑い)」。

◆「みなのえ」公演 SHOWROOMで自主的に行っていた公演を実現させた。ダンスのみで曲を表現するなど山田野絵(21)は「全曲“初挑戦”。歌、ダンス、アイドル要素を詰め込みました」。メークも毎回変化させていくという加藤美南(21)は「初日は『ステージこそアイドルが輝ける場所なんです!』という気持ちが伝わるように、目元にラメを入れてキラキラさせました!」。

◆「かどつぐ」公演 キャプテン角ゆりあ(20)と小熊倫実(17)は、歌で魅了する。「下衆な夢」も、ハモリを入れるアレンジに変更。最後の「シアターの女神」は毎回その場でじゃんけんをして、歌い出しも決める遊び心も取り入れた。角は「かどつぐならではの空気感を、のんびり楽しんでもらえたらうれしいです」。小熊は「はいー。その通りです。さすが、かどー。はははは」。

◆「にゃーにゃー」公演 日下部愛菜(18)と清司麗菜(19)のコンビによる劇場公演は、7月の本紙対談をきっかけに実現したという。歌やダンスといった2人のイメージに加え、企画コーナーも実施。日下部は「こうきたら、こう返すんだみたいな、2人の掛け合いも楽しんでもらえたら最高です」。清司は「言いたいことは、あいにゃーが全部言ってくれました(笑い)」と息もピッタリだ。