AKB48が23日、東京・アクアシティお台場内の「HADOアリーナ」で「第1回AKB48天下一HADO会」を行って、チームAが初戦を制した。グループにとって、新たな“神イベント”がスタートした。

HADOは、AR(拡張現実)技術を駆使した新世代スポーツで、頭にヘッドマウントディスプレー、腕にアームセンサーを装着することで、魔法のようなエナジーボールやシールドを放つことができるゲームで、80秒間の試合時間で点数を取り合う。「天下一HADO会」では、チームA、K、B、4の各チームの対抗戦で、3カ月かけて、全6回を行い、各回の勝ち点で総合順位を決める。

この日の第1回では、グループ総監督の向井地美音(24)率いるチームAが、決勝でもチーム4を圧倒して勝利。「勝ち点4」とともに、沖縄旅行権を獲得した。スタッフなどもいない“個人旅行”でもあり、決勝で10点をたたき出した向井地は「想像以上に有休にかける思いが強かったみたいです」と笑わせた。

同ゲームは生配信を行い、視聴者がメンバーが使用するアイテムを投票できたり、会場のファンが応援チームに「ボール」で投票してアイテムをゲットできる“参加型”の企画や、メンバーも客席を練り歩く場面もあるなど、早くもファンにとっては“神イベント”と話題に。向井地は「汗をかく場面もあったり、ファンの皆さんとの距離感だったり、AKBにもピッタリだと思います。いい初回になりました!」と今後に向けても、自信をのぞかせた。