AKB48の岡田奈々(25)が27日、福岡市のDRUM LOGOSで、自身初の全国ソロツアー「岡田奈々 1st LIVE TOUR 2023~TIMELESS FLAG~」の初日公演を開催した。

昨年12月に自身のツイッターで同年内の活動休止を発表後、初の公の場。「夕陽を見ているか?」(AKB48)「セブンスコード」(前田敦子)など、全21曲を披露し、集まったファン約500人を熱狂させた。

今ツアーは、AKB48の姉妹グループのある6都市と地元・神奈川の計7都市で8公演を実施する。「ソロと言いながら人を呼ぶのはどうだろうと思ったけど、その土地の人がいたら一生の思い出になるなと思って呼ばせて頂きました」と、この日はHKT48の秋吉優花がゲスト出演。2人が所属するNona Daiamondsの「はじまりの唄」で共演した。ダブルアンコールではHKT48の「12秒」で締めくくるなど、福岡公演らしい演出を盛り込んだ。

また、4月1日に神奈川県民ホールで単独ライブ、翌2日に東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を開催することを発表した。昨年11月に時期は未定ながらにグループを卒業することを発表しており「なるべく早く伝えたかったけどゴタゴタしてすいません。悔いなく4月2日までAKB48の一員として精いっぱい活動したいし、その後も今回のように触れ合う機会を作るので寂しがらないで下さい。これからもAKB48の応援、岡田奈々の応援をよろしくお願いします」と決意を語った。

今ツアータイトル「TIMELESS FLAG」は自身で決めたという。「グループに入って約10年間の感謝の気持ち、自分らしい心の気持ちを差して去るという思いで決めました」と説明。この日は黒色の髪形で臨んだが「8公演あるといえその場の空気、空間は一度きりのもの。髪色等の変化、その日にしかない表現や成長していく姿を会場のみなさんに見せていきたい」と多様な演出で各地を盛り上げる。