AKB48多田京加(ただ・きょうか=23)が11日、東京・秋葉原のAKB48劇場でグループ卒業を発表した。9月中の卒業を予定している。

終演後、グループの公式ブログなどでも発表され、多田は「AKB48が好きで、曲が好きで、衣装が好きで、メンバーが好きで、劇場が好きで、劇場公演が好きで…ずっと前から悩んでいたもののなかなか決断できませんでしたが、環境をガラッと変えて0からスタートした方がきっと自分のためになるだろうと感じたので、思い切ってこの場所を飛び出してみようと思います!」と報告。

「不安ももちろんありますが、この5年半の間にファンのみなさんからいただいたたくさんの応援や愛を胸に、自分を信じて前に進みます。残りの2カ月のAKB48生活は、これまで支えてくださった方々への感謝の気持ちを込めて、そして自分自身の思い出にも残るように、1日1日全力で駆け抜けていきます!」とコメントした。

多田は18年1月の「第3回AKB48グループドラフト会議」でAKB48チーム4に3巡目指名されて加入。同9月の「AKB48グループ 第2回ユニットじゃんけん大会」で松田祐実(当時HKT48)とのユニットで優勝し、同12月にシングル「ひまわりのない世界」を発売した。