AKB48チームK、チームBが5日、神奈川・KT Zepp Yokkohamaで、「AKB48 現チームファイナルコンサート2023」を開催した。

AKB48は4月、チーム制・キャプテン制の休止を発表した。秋から始まる新体制に向け、3日間にわたり現体制でのラストライブを開催しており、この日は昼公演として田口愛佳(19)率いるチームKによる「To be Continued」、夜公演として浅井七海(23)率いるチームBによる「結局 誰もみんなチームB推し ですよね?」を実施。両公演ともキャプテンの田口、浅井が中心となり新旧の劇場公演曲やチーム曲をそろえ、これまでの歴史と現チームの持ち味を押し出したコンサートとなった。

昼公演を行ったチームKは「メンバー全員がセンターに立てるように(田口)」と、序盤からチームの代表曲「スクラップ&ビルド」や歴代公演のタイトルを冠した5曲をノンストップでパフォーマンス。激しいダンスナンバーが続くセットリストでファンを盛り上げた。田口は冒頭で、チーム最年少ながらキャプテンを務めてきたことをメンバーからねぎらわれ「このチームでこのメンバーでキャプテンになれたからこそ、ここまで成長できました」と照れながら感謝。最年長の茂木忍(26)は、ハード楽曲が続くセットリストの内容に「こりゃ最年少が作ってるわなと思った」と笑わせた。

夜公演を行ったチームBは「チームBの明るさ、かわいらしさが伝わるコンサートに(浅井)」と、アイドルらしさ満点のステージを披露。チームのオリジナル公演の楽曲「初日」「みなさんもご一緒に」「シアターの女神」など、歴代の公演曲でオープニングを飾った。グループ加入後、一貫してチームBに所属してきた柏木由紀(32)は「生まれも育ちもチームBですので、今日は悔いのないよう、『チームBそのもの』として頑張ります!」と宣言。浅井は活動を振り返り、メンバーの支えに感謝すると「残りわずかですが、みなさんの中で『浅井チームBがいた』ということが忘れられないようなチームを目指して頑張りたいと思うので、最後まで浅井チームBの応援をよろしくお願いします!」と呼びかけた。

田口チームK「逆上がり」公演の千秋楽が10月13日、浅井チームB「アイドルの夜明け」公演の千秋楽が10月6日に決まったことも発表された。