AKB48の63枚目シングルのタイトルが「カラコンウインク」(3月13日発売)に決まったことが12日、分かった。4月にグループを卒業する柏木由紀(32)が、在籍17年目にして初の単独センターを務める。

同日のTBS系「CDTV ライブ!ライブ!」で楽曲解禁&初パフォーマンス。放送終了後の午後9時からはグループの公式YouTubeチャンネルでミュージックビデオ(MV)が公開され、同時に楽曲の先行配信もスタートした。同午後10時からは柏木の公式YouTubeチャンネル「ゆきりんワールド」で本人による楽曲とMVの解説生配信も実施予定となっている。

「Everyday、カチューシャ」「真夏のSounds good!」など、グループの代表曲を手がけてきた井上ヨシマサ氏が作曲。「好きとは言えないけれど、でも気づいて欲しい」といった淡い恋心をカラコン越しの視線に込めた片思いソングとなっている。

MVのテーマは「アイドルの人生」。たくさんの花で彩られた世界観の中で、アイドルが放つ華やかなキラキラした“光”を描きつつ、胸の内で抱える悔しさや悩みといった“影”も垣間見える、柏木のアイドル人生を凝縮したような映像になっているという。

柏木は「卒業前のラストシングルということで、17年間で初めての単独センターを務めさせていただきました!昔から音楽番組などで『印象に残るように!』とウインクをたくさんしていたのですが、今回の曲のタイトルにも『ウインク』が入っていて感慨深いものがあります。まさに曲の中でも振付としてたくさんのウインクポイントがあるので、ぜひ全部のウインクを見逃さないようにしてください!」とコメントを寄せた。

また、MVについては「『今のAKB48のメンバーをしっかり見てもらえて、関係性も伝わるようなもの、何よりみんながかわいく映るもの!』というオーダーをさせていただきました。たくさんの方がこの曲を聴いて、見て、ハッピーな気持ちになりますように」と明かした。

全5形態のジャケット写真と収録楽曲の内容も公開された。ジャケット写真は、たくさんの花で装飾された学校の教室の中で、後輩メンバーたちが柏木の卒業を祝福しているかのようなビジュアルになっている。