AKB48向井地美音(16)土保瑞希(17)込山榛香(15)が、NHKEテレ「NHK高校講座・日本史」(4月18日スタート、金曜午後2時)のレギュラーに抜てきされ24日、同局で行われた記者会見に出席した。

 同番組は、メーンMCを務める俳優高橋英樹(70)が歴史アイドル養成学校の「高橋歴史女学館」館長に扮(ふん)し、AKB48の3人が生徒役という設定。スタジオだけではなく、日本史に関わりの深い現場を訪れ、研究内容の発表などにも挑戦する。

 向井地と土保は現役高校生、込山も今春から高校生と、現役高校生から高橋は、「おじいちゃん世代」にあたる。土保は「最初は怖い印象があったんですけど、すごく日本史がお好きで教えていただける」。向井地は「歴史をさらに掘り下げたことを撮影の休憩時間にも教えてもらっています。優しいおじいちゃんみたい」。

 込山も「私は滑舌が悪いんですけど、イントネーションとかも教えてくれます」と印象を話すと、高橋も照れ笑い。「私も高校卒業から50年以上たって、日本史の勉強も今は変化している。孫の手を借りて、ではないけど一緒に勉強していきたい」と話した。

 AKB48の3人は、13年6月にお披露目されたAKB48の15期生で、先月24日に行われた「AKB48グループ大組閣祭り」で、チーム4に正規メンバーに昇格したばかり。NHKエデュケーショナルの若井俊一郎専任部長は「高校生など若い世代に見て学んでもらうのはもちろん、高橋さん世代の方で、もう1度日本史を学び直したいという方にも見てもらいたい」と話した。