1周年を迎えた「咲ドル火曜日」の第4週はたこやきレインボー(たこ虹)。11月16日発売予定のムック本「Go!Go!GUITAR presents楽しいアコギ弾き語り」では表紙を飾り、インタビューが掲載される。清井咲希(21)堀くるみ(20)根岸可蓮(19)春名真依(19)彩木咲良(18)がギターの魅力や、彩木が作詞作曲したオリジナルソング「一緒に帰ろう」について語った。【取材・構成=星名希実】

「Go!Go!GUITAR presents楽しいアコギ弾き語り」に登場するたこやきレインボー。前列左から春名真依、彩木咲良、根岸可蓮。後列左から堀くるみ、清井咲希(撮影・Michael ミカエル・エンタープライズ)
「Go!Go!GUITAR presents楽しいアコギ弾き語り」に登場するたこやきレインボー。前列左から春名真依、彩木咲良、根岸可蓮。後列左から堀くるみ、清井咲希(撮影・Michael ミカエル・エンタープライズ)

彩木は昨年発売の「はじめてのアコギ2019」で、アコースティックギター基礎講座に登場。自粛期間中には「一緒に帰ろう」を作詞作曲し、彩木のギター演奏に合わせてメンバーが歌唱した。たこ虹が考えるギターの魅力とは-。

彩木 ギターは幅が広いところが魅力かなと思います。聞き方によって、バラードにもロックにもなるし、同じギターでも弦の太さとか、種類を変えたら全然違う音になるのでおもしろいです。これはギターに限らずなんですが、言語は違えど音楽は世界共通なので、ギターさえあれば通訳がなくても、音で全世界の人の心を動かす力を持っているところがすてきだなと思います。

清井 かっこいい音色、優しい音色、温かい音色、悲しい音色…。ギター1本でいろんな表現ができるところ。ギター1本で演奏してもちゃんと曲になって、みんなで歌ったり楽しむことができる。

春名 やっぱり音のぬくもりかなと思います。そこに集い歌う人たちを音のぬくもりで包み込んでくれるイメージです。歌う人たちのぬくもりとギターのぬくもりが合わさった瞬間が、私は好きだなと思います。

根岸 家の中でもライブでも好きなときに弾けるところだと思います。自分がギターの音を誰かに届けたい! と思うときに弾くことができるので、そこがいいなと思います。

堀 初めて咲良の弾くギターで歌ったとき、ボイトレのときに先生の弾くピアノで歌うのとはまったく違って、すごく切ない雰囲気が出るのが魅力やなぁと思いました。ギターに限らず、楽器の生音で歌うと、演奏している人と息を合わせ、気持ちを込めて歌うことができるので大好きです。

「一緒に帰ろう」を作詞作曲した彩木咲良(撮影・Michael ミカエル・エンタープライズ)
「一緒に帰ろう」を作詞作曲した彩木咲良(撮影・Michael ミカエル・エンタープライズ)

彩木が作った「一緒に-」は「おうち時間」での思いや仲間への感謝を歌った曲。

彩木 簡単なメロディーだったので、次は少し凝った曲を作ってみたい。音楽の知識がゼロの私がどこまでできるのか試してみたいです。絶対苦戦するけど。人の心を動かせられるような曲を作りたいです。

清井 歌詞に「家族」「家」が入っていて心温まる曲なので、次はガラッと変わって、咲良ワールド全開のダークな歌詞を書いてみてほしいです(笑い)。

春名 咲良の書く詞の魅力は「素直さ」だと思うんです。自分が思ったこと、感じたこと、心の中を新鮮なままでこちら側に見せてくれるような雰囲気がある。なので、これからもその良さを残しつつ、咲良が感じた、いろんな気持ちを歌にしてほしいと思います。

根岸 すごく温かな日常を描いた「たこ虹」らしい曲を作ってくれました。次は「たこ虹」らしさを残しつつ、元気になる-みんなで盛り上がるような曲を歌えたらいいなと思います。

堀 咲良の曲の魅力は、飾らない気を張らない優しさを感じるところやと思うので、恋愛ソングなんかもかわいくてすてきな曲になりそう!

◆「Go!Go!GUITAR presents楽しいアコギ弾き語り」 ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス出版(税抜き909円)。アコースティックギター入門初心者のための講座と、人気曲の簡単な弾き語りスコア20曲を収載。巻末にたこ虹の2ページのインタビューを掲載。

<たこ虹今後の予定>

【新曲】

▼「恋のダンジョンUME」発売中。

【イベント】

▼フリーミニライブ(11月22日、大阪・南港ATC海辺のステージ)

▼ワンマンライブ「たこ虹クリスマス2020」(12月20日、東京・中野サンプラザ)