第9回AKB48選抜総選挙(17日開票、沖縄・美らSUNビーチ)の速報で1位となり話題のNGT48荻野由佳(18)が、ファンの間で好評の「握手会」での対応を披露した。

 荻野は11年のAKB48の13期生オーディションに初挑戦した際には書類選考で落選。翌12年の14期生オーディションでは最終審査まで残るも、再び落選。13年の15期生オーディションに、向井地美音らとともに仮合格し、レッスンを重ねていたが、ついにはメンバーにはなれず。14年には、各都道府県から代表するメンバーを選出するチーム8の埼玉オーディションも受けたが、落選。そして同年9月の「バイトAKB」オーディションに合格し、15年5月に開催の「第2回AKB48グループドラフト会議」で、当時発足が発表されたばかりだった、NGT48に2巡目指名されて加入したという苦労人だ。

 「何があってもへこたれない!」をキャッチフレーズに、ステージ上でのパフォーマンスだけでなく、握手会も装飾にまでこだわって全力でサービスする姿がファンの心をとらえている。

 荻野は2日放送のフジテレビ系「めざましテレビ」にVTR出演し、その握手会での対応を再現。「あ~、ありがとう! ねぇ聞いて、速報で1位にしてくれたの! ほんとにほんとにうれしい! ありがとう! 絶対に絶対に恩返しするから、ずーっと一緒にいてね。ありがとう! また来てね~。あー! 行かないでー! またね~」と全身を使ってハイテンションで披露すると、「ほんとにすごいぶっ飛んでるんです。だから隣のレーンになった子にはほんとにいつも申し訳ないなって思いながら、握手させていただいてます」と語った。