欅坂46のキャプテン、菅井友香(21)が、日本馬術連盟の「馬術スペシャルアンバサダー(広報大使)」に就任したことが7日、分かった。この日、横浜市内で行われる記者会見に出席した。馬術の魅力を多くの人々に伝えるための広報大使として活動する。この日から新たに開設された馬術ファンサイト「A to Zinba(エートゥージンバ)」内では、コラムなどを掲載する。

 アンバサダー就任について「お話をいただいた時には本当にうれしかったんですけど、このような大役が私で大丈夫なのかという気持ちもありました」と答えた。「小さい頃から馬が大好きだったので、将来と馬と関わるお仕事ができたらそんないうれしいことはないなと思っていました。こんな形で馬と、馬術と関わることができるなんて、1つ夢がかなってとてもうれしいです」と喜んだ。

 この日同席した馬術アンバサダーライダー高田茉莉亜(22)とは、中学生時に同じ乗馬クラブに通っていたこともあるという。「憧れの先輩でした」。高田から「中学の時から本当にかわいかったです」と明かされると、「いやいや、そんなことないです…」と照れ笑いしていた。

 あらためて意気込みを聴かれると、「スペシャルアンバサダーに就任させていただくからには、馬術、馬、そして選手のみなさんの魅力ももっとたくさん勉強して、多くの方々に知っていただけるように精いっぱい努力していきたいと思います」と元気よく答えた。

 菅井は小5の時、同級生に誘われて馬術を始めた。中1の時に本格的な馬場馬術もスタート。11年、第28回全日本ジュニア馬場馬術大会チルドレンライダー選手権で第2位に、13年には第40回東京都馬術大会M1課目で第1位になっている。高校時代には友人から「ウマ子」と呼ばれていたこともあった。15年8月に欅坂46の1期生オーディションに合格。当時大学の馬術部に所属していたため、合格を報告すると「主将に怒られた」という。

 昨年から障害馬術も始め、今年の東関東馬術大会で第1位。国際馬術掛川大会のトップスコア競技にも出場を果たし、競技の様子はTBS系「炎の体育会TV」でも放送された。

 今年1月、欅坂46のキャプテンに就任した。愛称は「ゆっかー」「ゆうか」「菅井ちゃん」など。163・5センチ。AB型。