お笑いタレント、だいたひかる(42)が1日、都内で、ライフネット生命保険のがん保険新商品発表会に出席した。昨年2月に乳がんで右乳房全摘出手術を受け、同12月に闘病を公表した。以降、トーク番組などには出演していたが、公の場で報道陣の取材を受けるのは初めて。

 だいたは「1年前の今ごろは抗がん剤でひっくり返っていた。こうやって、立って、皆さんの前でお話できるなんて。気付いてないかもしれないですけど、私、今日、昔よりも声張ってます。けっこう張り切ってる方です」と話した。現在はホルモン薬治療を行っているという。

 4年前に結婚したアートディレクターの小泉貴之氏(39)には精神的に支えてもらったとし「私と違ってすごくポジティブな人。『ひかるちゃんはがんになっちゃったけど、深みを増してるところだ』と。抗がん剤で爪が黒くなるんですけど、マニキュアを塗ってくれたりしましたね。こんなに奥深くていい人だったとは。きずなは深まりました」と感謝した。

 だいたは、自分のネタにからめ「昔は世の中のことだいたいどうでもいいんじゃないかと思っていましたが、保険だけはどうでもよくなかった」と、保険の大切さを訴えた。