俳優市村正親（６８）が主演するミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」（１２月５～２９日、東京・日生劇場）の会見が２２日、都内で行われた。

　ロシアの寒村を舞台にテヴィエ一家の家族愛を描いた作品で、今年は故森繁久弥さん主演で６７年に日本初演されから５０周年となる。０４年からテヴィエ役を継承し、０９年から鳳蘭（７１）と夫婦役を演じている市村は「私どもは一線を越えております。一線を越えた素晴らしいミュージカルをお見せしたいと思います」と笑いを誘った。

　４０年以上の親交があり、市村の妻の女優篠原涼子（４４）を交えて食事することもあるという鳳は「世界で絶対浮気しない人を挙げろと言われれば、市ちゃん（市村）を挙げます。涼子ちゃんより素敵な人を探さなきゃいけないわけだから」と明かした。今年５月に俳優村田充（４０）と結婚した神田沙也加（３０）も次女ホーデル役で初参加し、「興奮しています。一人っ子なので、姉妹もいる家族の時間を楽しみたい」と話した。