永作博美(46)主演のWOWOW「連続ドラマW 沈黙法廷」(24日スタート、日曜午後10時)完成披露試写会が21日、都内で行われた。

 直木賞作家・佐々木譲氏の同名小説が原作で、高齢者連続不審死の容疑者に浮上した女性を中心に描くサスペンス。永作は「セリフが少ない役で、こんなにセリフがこわいと思ったのは久しぶり。目線1つでも意味が出てきてしまうので、ドキドキしながら現場にいます」と撮影について明かした。

 また、主人公を慕う青年役の市原隼人(30)から「永作さんは魅力的な方。気さくに温かく話してくれる。屈託のない笑顔も大好き」と熱い視線を送られると、永作は照れくさそうな表情を見せた。

 弁護士役の田中哲司(51)は「小説を読んで、泣いてしまいまして。僕の役はすごく格好良くて、できるかなと思っていたんですけど、台本はダメな感じになっていたので、これならできるとホッとしました」と話し、観客を笑わせた。