タレントの武井壮(44)が、福岡市東区の私立博多高校で、男子生徒が授業中に常勤の男性講師(23)を蹴るなど暴行する様子が写った動画が拡散された騒動について、「きちんと法で裁かなきゃいけない」と少年犯罪に関する自身の考えを述べた。

 武井は2日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」で、「明らかな暴行をしてるんで、これはもう生徒と先生の関係を超えちゃってると思う」と指摘したが、生徒に対する講師の対応については「たとえば力で押さえつけたとして今度は先生が責められることになって、子どもはケガをしたり」と手を挙げるべきではないとの考えを示した。

 今回、生徒が逮捕されたことを受け、「そういう厳しい措置をしていく方がいいと思う。そのために少年法とかあって、犯罪としてもまだ軽いですし、このうちにこういうことをしたらきちんと逮捕されて断罪されるっていうことがもっと世に出ないといつまでもこれをやりつづける。親も先生もそれを言えなくなってる時代なんだから、きちんと法で裁かなきゃいけない。抑止力になったらいいと思う」と持論を展開した。

 漫画家の倉田真由美氏も「生徒も先生も暴力振るったらダメに決まってますから」と暴力反対を訴え、「どんどん警察沙汰にしたほうがいい。こういうひどいのは、生徒だろうが先生だろうが関係なく。暴力を暴力で圧倒するやり方って絶対に限界がくるんですよ」と武井の考えに同意した。