坂本龍一(65)が4日、東京・角川シネマ有楽町でドキュメンタリー映画「Ryuichi Sakamoto:CODA」(スティーブン・ノムラ・シブル監督)初日舞台あいさつに出席した。

 坂本にとって初の劇場版長編ドキュメンタリー。12年からの5年間に密着し、オリジナルアルバム「async」の制作過程や、14年に患った中咽頭がんとの闘病生活の模様が収められた。映画の初日舞台あいさつへの出席は、83年の「戦場のメリークリスマス」以来34年ぶりとなった坂本は「僕はただ撮られるだけだったので、監督をはじめ、スタッフの皆さんのおかげです」と感謝した。

 自身についてのドキュメンタリーだけに、試写を見た際も直視できなかったことを明かし「大きなスクリーンで自分を見るのは恥ずかしくて…」と照れ笑い。「どうしても客観視はできないので、この映画がどうなのかは自分には分からない。皆さんの意見が楽しみです。お説教くさくはなっていないのが救いで、全国、世界にも広がっていったらうれしいです」と話した。