エンターテインメント界の裏側を舞台にした異色ドラマWOWOW「名刺ゲーム」(2日スタート)の完成試写会が30日、都内で行われた。

 敏腕プロデューサー役の堤真一(53)は「脚本を読んで、こんなヤツいるのと思うくらい、出世とともに人が変わる役です。実際はものすごくちっちゃい男で」とドロドロした内容を振り返った。

 原作小説を書いた放送作家の鈴木おさむ氏(45)は「いや、モデルがいるんです。小説にしても、ドラマになっても、本人は気付かないような人なんですけど」と実在のプロデューサーをモデルにしたことを明かした。

 命がけのゲームを仕掛ける謎の男にふんした岡田将生(28)も「演じていて何か怖くなりました。鈴木さんが関わったバラエティーが見たくなくなるくらい」と笑わせた。