米倉涼子(42)主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9時)の11月30日第8話視聴率が20・6%(関東地区)だったことが、1日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は20・9%、第2話は19・6%、第3話は19・0%、第4話は19・1%、第5話は20・8%、第6話は20・7%、第7話は20・1%と、これで4週連続の大台超え。前評判通りの高視聴率で独走している。

 米倉演じる「私失敗しないので」が決めぜりふの天才外科医・大門未知子の人気シリーズ第5弾。今回、新キャストとして永山絢斗、陣内孝則、草刈正雄が参加。また、田中圭と段田安則が第1シリーズ以来の復帰。豪華布陣で今作もどれぐらいの高視聴率を記録するのか、注目だ。 

 第8話は、元大臣秘書官・八雲拓哉(林家正蔵)が記者会見を開き、ある大学病院の補助金不正使用を厚労省が隠ぺいしてきた事実を告発した。その八雲が、根治手術が不可能な肝外発育型肝細胞がんであると診断され、東帝大学病院に入院してくる。八雲のオペは最高レベルの技術が不可欠であり、大門未知子(米倉涼子)以外には考えられない。しかし、八雲が告発した人物は日本医師倶楽部会長・内神田景信(草刈正雄)の友人だった。内神田に釘を刺された蛭間は、執刀医を海老名(遠藤憲一)に変更するよう命令。さらに、未知子は病院を解雇されてしまう、という内容だった。