KAT-TUN亀梨和也(31)が6日、主演のフジテレビ系ドラマ「FINAL CUT」(9日スタート、火曜午後9時)制作発表会見に登壇した。会見の冒頭で、元日に発表したKAT-TUNの活動再開とドラマのスタートへの喜びを語った。

 亀梨 まず、僕自身としては復讐(ふくしゅう)劇というものは初めて。(制作の)関西テレビさんのお仕事も初めて。18年のスタートを、僕自身、先日、発表になったKAT-TUNのスタートと同じように一歩、踏み出すのは幸せと日々、かみしめながら撮影しております。正面から切り込んで、みんなと一丸となって作っている作品。いろいろなものを受け取り、感じながら楽しんでいただきたい。

 KAT-TUNは2016年5月から充電期間に入っていたが「ジャニーズ カウントダウン コンサート 2017-2018」で活動再開を発表した。亀梨はコンサートで、中丸雄一と上田竜也と「Real Face」と「FINAL CUT」の主題歌「Ask Yourself」を歌った。

 「FINAL CUT」は、中村慶介(亀梨)が、保育園の園長だった母恭子(裕木奈江)をテレビ局の報道で犯人扱いされたことで亡くした過去を持ち、それから12年の時をへて、事件の真犯人を探しだし、母を追い詰めた者への復讐(ふくしゅう)に動く物語。撮影は17年12月にクランクインした。

 この日は、制作の関西テレビ本社のある大阪でも、ライブビューイングが行われた。亀梨は「おおきに!」と言いながら手を振った。そして「年明け早々、うれしい。東京にも記者さんとお客さん、大阪にも、これだけのお客さんが来てくれて、うれしい」と笑みを浮かべた。

 質疑応答の中で、自分の意外な一面について聞かれると、「全然、ストイックじゃないですよ、僕。逆に、ありがたい受け止め方なんですけど。家では裸でいたり…生まれたての亀で生活しています」と言い、笑った。

 水野美紀(43)からは、撮影が行われていたクリスマスに、「ジングルベル」の鼻歌を「フンフンフーン」と歌っていたと暴露された。亀梨は、水野から「ちゃんとクリスマス気分、してるやん」と突っ込まれると「年に1度の日ですから」と答えたという。それを聞き、亀梨は笑みを浮かべた。

 会見には栗山千明(33)、橋本環奈(18)、お笑いコンビ、エレキコミックのやついいちろう(43)、林遣都(27)、Hey!Say!JUMP高木雄也(27)、藤木直人(45)、杉本哲太(52)も登壇した。【村上幸将】