フリーアナウンサーの古舘伊知郎(63)が、次女の親友として幼い頃から交流があるTBSの吉田明世アナウンサー(29)に「報道は向かない」と忠告していたことを明かした。

 古舘は26日放送のTBSラジオ「たまむすび」にゲスト出演。「明世ちゃんって呼んでいいですかね。明世ちゃんは小学校1年のときからずーっと知ってますので」と吉田アナとの交流について語り、「感慨深いです」と初めての共演を喜んだ。

 古舘は、大学時代からマスコミ志望だった娘と吉田アナに「パレスチナ問題の歴史的概要を教えてほしい」と頼まれ、講義したというエピソードを披露。当時は「報道ステーション」のキャスターを務めていたため、生放送を終えてから深夜の講義となり、話を始めてすぐに吉田アナが眠りそうになっていたという。「うっつらうっつら。これはかわいかった」と懐かしそうに振り返り、吉田アナも「確かに夜中の2時くらいだったんですよね、寝た記憶はあります」と笑いながら認めた。

 そんな吉田アナに「明世ちゃんね、報道は向かないと思う」と“捨て台詞”を残して去ったという古舘。吉田アナは「その通りになりましたね」と自虐して笑った。