5人組女性グループ、フェアリーズの井上理香子(21)が2月上旬に右手首を骨折していたことが4日、分かった。

 この日、都内で行われた新曲「HEY HEY」の発売記念イベントで明かされた。

 井上によると、ドラマの収録で訪れた雪山で転倒。利き手の右手を地面についてしまった。「骨が付くまで3カ月かかると医師に言われている」という。

 イベントの冒頭、ステージには4人しか現れず、会場に集まったファンの間では「井上はどうしたのか…」とザワザワした雰囲気に。やがて井上が登場して、ケガを説明。心配していたファンを安心させたが、とんだサプライズになった。

 この後、メンバーへのサプライズ発表もあった。イベントの途中で、ステージ後方のスクリーンに「約4年ぶりにアルバムを6月に発売」と「5月末から東名大福の4大都市ツアー開催」の文字が大写しになった。野元空(20)は「うれしい。涙か汗だか分からなくなっちゃった」と号泣。伊藤萌々香(20)も「もう、アルバムは出せないと思っていた」と感激していた。

 骨折後、衣装を着たのはこの日が初めてという井上は「骨折が治るのはちょうどツアーの開始時期。リハビリに頑張れそうです。これを乗り越えたら、さらに進化できそう」と笑顔で話した。

 新曲「HEY HEY」は90年代にヒットしたユーロビートの名曲のカバー。高速ダンスが特徴で、Perfumeかしゆか(29)も「今、最も注目しているダンス」として先日、テレビ番組で発言していた。