極楽とんぼの山本圭壱(50)が、フジテレビ系で31日に放送された「めちゃ2イケてるッ! 22年間の感謝をこめて最後はみんなで空高く舞い上がれスペシャル!!」で「(終了の)一因になっている。悲しい」と番組終了の一因が自分にあると責任を口にした。

 山本は、06年7月に未成年の女性に飲酒させるなどし、その後、和解で不起訴となったが、所属の吉本興業を解雇され「めちゃイケ」も降板していた。収録した映像の中で、山本は「(終了の)一因になっている。悲しい」と語った。その上で、めちゃイケメンバーを前にしたスピーチの中で「最終回でオープニングから皆さんの前に集まって、番組の最初からいられる…ありがたいなと。最終回に呼んでいただき、本当にありがとうございます。私にとっては、本当にありがたかった」と涙ながらに感謝した。

 15年1月に都内の単独ライブで芸能界に復帰した山本にとって、16年7月30日放送の「めちゃイケ」特番が地上波のテレビ局の番組に復帰した、第1歩だった。番組では、ナインティナイン岡村隆史から「謝罪や反省は10年間誰にも見えなかったんじゃない? ちゃんと頭下げて、すみませんでしたと言わないといけない」と促され「大変申し訳なく思っています。(相手の女性は)どこで何をしているかはわかりませんけど、10年という年月がたちましたけれども、本当に申し訳ございませんでした」と土下座して謝罪した。そうした経緯もあり、番組に感謝の言葉を繰り返した。