佐々木希(30)が9日、NHKで、主演ドラマ「デイジー・ラック」(金曜午後10時)の記者会見に出席した。

 夏菜(28)中川翔子(32)徳永えり(29)と、4人のアラサー女子たちの日常を温かいタッチで描いたドラマ。佐々木は30代目前にして恋も仕事も失い、幼い頃からの夢だったパン職人を目指す楓を演じる。

 4人は、プライベートでも仲良くなったという。佐々木は「撮影に来るのが楽しい。撮影以外でも距離が縮まって、30代女子のあるあるトークをいつもしています。仲良くなれて本当に良かった」とニッコリ。「私もだけど、こういうキャストを選んでくださって、ありがとうございます」と、制作陣に感謝を述べた。

 12年のNHK朝ドラ「純と愛」に主演した夏菜は、「やっとNHKのドラマに戻って来られたな、と思います」と自虐を交えながらも笑顔。中川は「アラサーとして共感するシーンがすごくあります。すごくすてきな仲間と出会えたことも宝物になっています」、徳永は「演じていても台本を読んでいても、いろんなことが分かって心にしみいる作品です。同世代の方にそのまま伝わればいいなと思います」と話した。

 佐々木は2月末に妊娠発覚後、初の公の場となった。やまぶき色のゆったりとしたロングドレスに身を包み、おなかの子を意識したのか、足元にはローヒールを合わせていた。出産は秋頃の予定という。細身の佐々木にしては、ややおなかがふっくらしていた。