長沢まさみ(30)主演のフジテレビ系月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」が映画化されることが4日、同系で放送された第9話の最後で電撃発表された。公式ツイッターでも「映画化決定 続報を待たれよ!!」とツイートされた。

 「コンフィデンスマンJP」は、長沢演じるダー子、東出昌大(30)演じるボクちゃん、小日向文世(64)演じるリチャードのコンフィデンスマン(信用詐欺師)3人が、壮大で奇想天外な計画で欲望にまみれた人間から大金をだましとる物語。

 11日に放送の最終話では、ボクちゃんが、ダー子とリチャードから詐欺で稼いだ額が億単位だと聞き、これまでが奇跡的にうまくいっていただけで、いつか報いを受けるから「もう充分だよ」と詐欺稼業から足を洗おうと主張するが、どこ吹く風のダー子に「僕は降りる」と去ってしまう。

 1年後、引っ越し屋としてまっとうに働き主任にまで昇進したボクちゃんは、職場で重い荷物を持てず四苦八苦していた新人の鉢巻(佐藤隆太)と出会う。仕事終わりに、居酒屋で語り合う中、鉢巻は体が弱く今までまともに働いたことがなく、親の遺産を切り崩しながら暮らしてきたこと、その遺産すらも結婚詐欺に遭って全て失ってしまったと明かす。ボクちゃんは詳しく事情を聴き、相手の女性と結婚相談所所長の似顔絵を書かせると、完成した似顔絵は、ダー子とリチャードそっくりだった。怒り心頭のボクちゃんは、鉢巻を連れ、ダー子のスイートルームを訪れ、真相を確かめようとダー子とリチャードに詰め寄るが、そこで鉢巻の態度が急変する物語。

 その予告編が終わった後「映画化決定!」とテロップが流れた。