俳優京本政樹(59)が出演する、三重県四日市市の「プロモーション映像」の撮影が明日8日からスタートする。

 映像は、同市が東海道の宿場町として栄えた江戸時代がテーマ。そこで、テレビ朝日系の人気時代劇「必殺シリーズ」で活躍した京本が、出演と監督で全面協力することになった。

 85年放送の「必殺仕事人V・激闘編」の主題歌「女の海」は、京本が作詞作曲した。「もともとシンガー・ソングライターとしても活動していたけれど、『必殺シリーズ』に出てからは一気に役者のイメージが強くなった。そんな時に尊敬する作曲家の平尾昌晃先生に『曲を書いてみないか』と声を掛けられました」と振り返る。

 当時、多くの作品を作ったが、まだ世に出ていないものがあるという。「今回は、その中から映像に合った作品を使いたい」。

 映像の公開は来月。くしくも同21日は平尾さんの一周忌だ。「今回の企画は平尾先生の引き合わせかもしれない」。天国から見守ってくれる恩師のためにも、来年のデビュー40周年と還暦という“ダブルの節目”を一層充実させるつもりだ。

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