歌舞伎俳優市川海老蔵(40)が22日、昨年6月22日に亡くなった妻小林麻央さん(享年34)の命日を迎え、ブログでしのんだ。

 この日朝、「今日です。一年が経ちました」と報告。その後は麻央さんの生前のブログを引用しながら振り返った。

 「ガビンチョーン。よく口にしてました。深刻な時も麻央のガビンチョーンに私自身も何回も助けられました。麻央のガビンチョーン。可愛かったです」。麻央さんの「え? まだ生きてたの? と数年後にも言われたい」とのブログには、「そうあって欲しかった、ただ、そうあって欲しかったです」と無念さをにじませた。「何やっても、どんな時も明るく、可愛く素直でステキな人でした」「家族って何ができるとか、何をしてくれるではなく、ただその存在が大事なのだと思います」とつづり、さらに「思って過ごしてます。そして麻央の残してくれた愛を見つめてます」「麻央には私がこうあってほしいという約束がいくつかあります。私はその約束を守る」と誓った。

 一周忌にあたる「1年祭」は今月10日に行われ、今日23日に「しのぶ会」が開催される。24日は海老蔵が麻央さんとともに推進した長野・志賀高原の植樹プロジェクトに参加する。