石原さとみ(31)主演の日本テレビ系連続ドラマ「高嶺の花」(水曜午後10時)の25日第3話視聴率が、8・2%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーオの調べで分かった。

 初回視聴率は、11・1%、第2話は9・6%だった。

 同作は野島伸司氏脚本の純愛エンターテインメント。石原は華道の名門「月島流」本家に生まれ家柄、美貌、そして実力の全てを持ち合わせた月島ももを演じる。全く別の世界に生きてきた、平凡な商店街の自転車屋店主風間直人を演じるのは、銀杏BOYZの峯田和伸(40)だ。

 月島流家元の月島市松を小日向文世(64)、市松の妻でももとは血のつながない母月島ルリ子を戸田菜穂(44)、ももの異母妹のななを芳根京子(21)が演じる。また、新興流派「宇都宮龍彗会」を率いるイケメン華道家の宇都宮龍一を、千葉雄大(29)が演じる。

 第3話は、直人は失恋の傷が癒えないももを慰めるため、元彼との思い出話を聞くと申し出る。だが、直人との思いとは逆に、ももは怒って帰ってしまう。ももが怒る理由が理解できない直人に、コスプレ好きな原田秋保(高橋ひかる)は「それは直人に気があるから」と説明する。

 そんな中、ももは雑誌の取材を受ける。だが、それは龍一が仕掛けたものだった。龍一と初めて会うもも。すでに面識のあるななの反対を押し切って、ももは龍一と連絡先を交換する。

 その夜、元彼の吉池がももを訪れ、吉池の妻・真由美(西原亜希)が隠し持っていた月島流の免状を渡される。真由美が月島流の関係者と知り、動揺するもも。真由美が吉池を誘惑したのは、ももの結婚を壊したい誰かの策略だったのではないか、と疑念を抱く内容だった。