ジャニーズの4人組ユニット、ふぉ~ゆ~辰巳雄大(31)が主演する舞台「タイヨウのうた~Midnight Sun~」が5日、東京・なかのZEROホールで初日を迎えた。開演前に辰巳ら出演者が、同所で会見した。

06年に塚本高史主演で映画化、山田孝之、沢尻エリカ主演でドラマ化、パトリック・シュワルツネッガー主演の映画が今年5月に「MIDNIGHT SUN」として公開された作品の初舞台化。太陽の光に当たれないXP(色素性乾皮症)という病気で、普通の人々とは逆の時間帯の生活を送るヒロイン・雨音薫(柏木ひなた=19)の楽しみは歌うこと。高校のサーフィン部に所属する藤代孝治(辰巳)は薫と出会い、ともに生きていこうと誓う。

サーフィン部らしく、小麦色の肌の辰巳は「大好きな作品で、映画やドラマを何回も見てきましたから、うれしいですね。まさか、ジャニーズ21年目で高校生役ができるなんて。日焼けサロンに行って焼いて、すね毛も剃りました」と笑った。ヒロイン雨音薫を演じるアイドルグループ「私立恵比寿中学」の柏木は「いつもグループなので、こういう舞台は緊張します。でも、うれしいです」と笑顔を見せた。

辰巳は「毎日、違った雨音がいて、藤代孝治として恋しています。当たり前なんてないっていうことを、どうしようもない恋心を伝えていきたい」と話した。

他に松崎祐介、藤原丈一郎、高橋恵子が出席した。9日まで。