吉本興業が12日、京都市内でゲーム作品をつくる新会社「よしもとゲームスタジオ」を設立したと発表した。新会社の斎藤祐士社長は「芸人やタレントを作り手側に交え、吉本ならではの作品を作りたい」。新会社設立によりゲーム業界への本格的な参入となる。

会見にはトレンディエンジェル、とにかく明るい安村らが出席し、自らのゲームのアイデアをプレゼンした。斎藤司(39)はマージャンゲームのオリジナル企画「脱毛麻雀倶楽部」を提案。薄毛ネタを取り入れ、マージャンに勝つと、毛が抜けていくというスリリングな設定。斎藤は「役とかも考えてきた。大ハーゲン(大三元)」。

斎藤社長は「マージャンゲームがおもしろいのは実証済み。この要素を入れたらいけるかも」と太鼓判? を押すと、トップと同姓の斎藤は「斎藤さんに悪い人はいない」とヨイショした。

すでに吉本はスマホゲーム大手の「ガンホー・オンライン・エンタテインメント」「サイバーエージェント」と新会社「エムスポ」を設立。ゲーム業界に参戦している。