歌舞伎俳優の片岡孝太郎(50)が、肺気腫(慢性閉塞性肺疾患)の急性増悪のため亡くなった女優江波杏子さん(本名・野平香純)を追悼した。

江波さんと親交があった孝太郎は3日更新のブログで「江波杏子さんの訃報に触れ 驚きました。江波さんの前に所属していた事務所の関係でお知り合いになり、メアドを交換して数年前までメル友をしていただいていました」とつづった。

「お顔はこわもて姉御肌のスターさんでしたがすてきな優しいお姉様でした」としのび、「まだお若いのに、非常に残念でした。来世でまたお目にかかれますことを楽しみに、ご冥福をお祈りいたしております」と悼んだ。

江波さんは59年に大映に入社し女優デビュー。若尾文子に代わり出演した「女の賭場」(66年)で映画初主演を果たし、人気女優の仲間入りをした。ヌードグラビアも披露して話題となった。76歳だった。