31回目の出場となる郷ひろみ(63)は、「おそらく今までで1番ハードです」という演出で、平成最後の紅白を盛り上げる。

「GOLDFINGER’99~GO!GO!2018」を、NHKホールいっぱいを使って披露する。1つのカメラで撮影しながら、会場のエントランスからスケートやカーリング選手の格好をしたダンサーの間を抜けてロビーに到着すると、金足農の吉田輝星投手の「シャキーン」ポーズを決め、さらにサッカー日本代表選手をものまねする「ものまねJAPAN」も加わる。郷は「かなり細かいので、頭の中で小節を数えながらやってます。スリリングですが楽しみです」と話した。

今年を振り返る演出に、印象に残ったスポーツの出来事については、青山学院大の原晋監督の名前を挙げた。年明けの箱根駅伝で5連覇を目指す原監督は「郷ひろみさんのように、アチチアチと燃えて、ゴーゴー大作戦!」を掲げている。郷は「今回GOLDFINGERを選んだのも、歌っていて元気が出る曲だから。おそらく原監督も聞いていただいて元気を出してくれたのだと思う。心から5連覇を期待しています」とエールを送っていた。