沢村一樹(51)が5日、京都・東映撮影所でテレビ朝日系主演ドラマ「刑事ゼロ」(10日スタート、木曜午後8時)の制作発表に出席した。

事件や捜査に関する記憶をなくした京都府警捜査一課の刑事、時矢歴彦が仲間と事件解決に挑む新作シリーズ。

時矢を演じる沢村は「新年にふさわしい作品。平成が終わるタイミングでこのドラマをできることに、運命を感じています」と手応えを語った。

この日は共演の瀧本美織(27)と新年らしく餅つきを披露。今年の抱負を聞かれると、瀧本は「高田純次さんのような適当さを出していきたい」とニッコリ。沢村は「いつも皆さんの前で“何とか男爵”は返上だとか言ってますけど、今年こそはあれをなかったことにしたい」と“エロ男爵”卒業を宣言した。「ただでさえ刑事“ゼロ”じゃなくて、そっちなんじゃないかって言われているので…」と意味深に話し、苦笑した。

今春古希を迎える武田鉄矢(69)は「人生の残した謎を『刑事ゼロ』に負けないように解いていきたい」と目標を明かし、「まず一番は『なぜ女房を愛したのか?』。振り返ると分からないんです」としみじみと語り、笑いを誘った。

寺島進(55)横山だいすけ(35)猫背椿(46)渡辺いっけい(56)財前直見(52)も登壇した。