嵐が27日、来年いっぱいをもって活動休止することを電撃発表した。午後5時にファンクラブサイト内で、メンバー5人が並んで話す動画をアップし、午後8時から都内のジャニーズ事務所で会見を開いた。リーダーの大野智(38)は、2021年から一時芸能活動を休養。他の4人はそれぞれがソロで活動する。

   ◇   ◇   ◇

大野が、17年6月中旬に「嵐20周年、そして2020年という区切りで一度嵐をたたみ、5人それぞれの道を歩んでもいいのではないか」と打ち明けた時の思いを聞かれ、二宮和也(35)は打ち明けられた当日が6月16日で、翌17日の自らの誕生日を大野が祝ってくれるものだと勘違いしていたと明かした。

二宮は、大野から思いを聞いた最初の思いを聞かれ「衝撃でした。考えてなかったので。でも4人でも6人でも嵐じゃない。5人じゃないと100%パフォーマンスは出来ないだろうというところで、リーダーを尊重したというのが僕の目線」と振り返った。

その上で「僕個人の観点で言うと、6月16日…17日が誕生日なんで、僕の誕生日を祝ってくれるんだろう、さすがリーダーと…。『誕生日、おめでとう』と言ってくれると思ったら…『へぇーっ』と言いました。『分かったから、今は祝ってくれ』と言い、乾杯しました」と苦笑した。

大野は、4人に思いが打ち明けたのは大阪で仕事を終えた後のホテルだと明かした。「大阪で5人で仕事を終えた時、ホテルの僕の部屋で話をしたいと伝えた。いつもの僕らの会話をしながら…正直、なかなか切り出せなかった。空気は自然と起こるので、何を話すのかという空気もあり、いつだろうと…自分のタイミングで『ちょっと聞いてもらいたいことがある』と言わせてもらいました。集まってもらったのは気持ち、思いを話したいので、というきっかけで、そこからいろいろなことを話した」と振り返った。